平成18年度第2回(通算117回)技術情報交換会のご案内

 

           

 新例会委員会の方針は、従来の技術情報交換会を業界のビジネスの拡張・推進により貢献する方向を目指そうと考えております。そこでプロジェクト・ミッションを推進する側の方々から今後の方向(動向)、ビジョンなどをお聴きし、SAMPE会員の方々と意見交換を行い、そこから日頃・今後の皆様の技術の種や商品が少しでもビジネスに繋がる機会が増すような情報交換会(例会)を企画しようと試みています。

 そこで今回は、主にこれからの自動車構造が今後どのような方向に進むのか? 複合材料技術先端開発の近況と、自動車のメーカー側からSAMPE会員側への要求などをテーマとして講演をお願いしました。今回の例会に間に合わない講演が1件ありますがこれは次の第3回にお願いしております。

 講演の最後にパネルディスカッション的に講演者の方々と質疑応答を膨らませた時間を設けたいと考えておりますので、この機会を今後の展開へと有効に活かして戴きますようお願い致します。

 平成18年度の今後のスケジュールとしては、第3回目を平成19年(2007)1月25日:航空・宇宙・自動車を主とするテーマ、第4週を2月22日、第5回目を4月24日で計画しておりますので、宜しくお願い致します。


 日 時 : 平成18年11月22日(水)13:00〜19:00

 

 会 場 : 湘南工科大学 東京キャンパス(糸山タワー7階会議室)
        東京都港区三田3−7−18 (Tel: 03-5441-8596) (案内図はこちら
 

 

 参加費:正会員・賛助会員:8,000円、学生会員:4,000円、非会員:11,000円
 

 

       参加費は参加申込時(申込用紙はこちら)に
              ・三菱東京UFJ銀行 鎌倉支店(普通) 1276101 
              ・口座名義:先端材料技術協会  に振込料自己負担でお振込下さい。
      定員80名ですので
      ご確認は下記の協会事務局にお願いします。
      (Tel:0467-24-2721, Fax:0467-24-2735, E-mail:sampejp@fsinet.or.jp

 


【プ ロ グ ラ ム】

13:00-13:05 例会委員長挨拶

潟Wーエイチクラフト代表取締役 木村 學

 

13:06-13:50 『自動車複合材構造とリサイクルについて』 

 東京大学助教授 工学系研究科環境海洋工学専攻 高橋 淳 様

 

13:51-14:35 『NEDO自動車用複合材プロジェクトについて』 

 東レ梶@複合材料研究所 研究員 和田原 英輔 様

  環境問題(CO2削減)から自動車の燃費向上が求められておりそのために車体の軽量化の要求が高まっている。本研究では、車体の材料をスチールから大幅な軽量化が達成できる炭素繊維強化樹脂に置き換えるために、次の4つのテーマで技術開発を行っており、現在までの開発状況を報告する。
 「ハイサイクル成形技術」、「異種材料との接合技術」、「安全設計技術」、「リサイクル技術」

 

14:36-14:45    休 憩 

 

14:46-15:30

 

『材料メーカー、加工メーカー、機器・機材メーカーなどの会員の方々にどのような材料・技術が必要なのか? 今後・将来ビジネスを成長・育成させるためにお互いにどのような事をして行く必要があるのか?』

トヨタ自動車梶@車両技術本部 第2材料技術部 有機材料室
                  河村 信也 様

15:31-16:15  『カップスタックカーボンナノチューブとその複合材への応用について』

                   
 

絵SIクレオス ナノ・バイオ開発センター
            先端複合材料グループ  石渡 伸 様

 

 

 

 環境問題を背景に航空機や車両の軽量化は益々重要なテーマとなっており、その解決のために先進複合材料の応用が急速に進んでいます。一方でCFRPに代表される先進複合材料はその材料や積層、成形法などに由来する幾つかの課題を持っています。
 近年ナノコンポジットを用いて課題解決を試みるアプローチが内外で盛んになっており、特にナノカーボン材料はその材料自体が優れた機械的特性・導電性・熱伝導性を持つことから、先進複合材料への応用が期待されています。
 今回、ナノカーボン材料の中でも極めてユニークな構造を持つカップスタックカーボンナノチューブ(=CSCNT)と、その先進複合材への応用についてお話しします。

 

16:16-16:40  『2007年開催の“JISSE-10国際会議”のご紹介』

先端材料技術協会会長 岩井 作弥

16:20-17:00    質疑応答、パネル                            

司会 木村 學

17:00-19:00 懇親会
         (講師の方々を交えての参加者相互の情報交換の場としてご活用下さい。
          費用は参加費に含まれています。) 

【追記】

 

会員の皆様、関係先の皆様で技術情報を紹介したい、ご自分で発表したい、など有りましたらどうぞご連絡下さい。
ご連絡先のメールアドレスは、kimura-g@Ghcraft.com
電話は0550-89-8680(代表)です。よろしくお願い致します。

以上

詳細については、下記までお問い合わせ下さい。

先端材料技術協会インフォーメーションサービスオフィス

(SAMPE Japan ISO)

tel 0467-24-2721  fax. 0467-24-2735

申込用紙はこちら