平成17年度第3回（通算113回）技術情報交換会のご案内

　今回は先端材料に関する研究開発の国家プロジェクトの状況をご紹介させて戴きます。前回のご紹介以来２年が経過し、その端緒をご紹介しました航空機関連のプロジェクトも具体的な成果が出て参りました。また、自動車や宇宙関連の国家プロジェクトにおける複合材料開発の状況や、新たな組織・枠組みとして立ち上がった研究開発プロジェクトの概要についてもご紹介させて戴きます。いずれも皆様のご期待にお応え出来る内容になると思いますので、皆様お誘い会わせの上、是非ご参加下さいますようお待ち申し上げております。

　日　時：平成18年2月7日（火）13：00〜19：00

　会　場：湘南工科大学東京キャンパス（糸山タワー7階大会議室）（案内図はこちら）

　参加費：正会員・賛助会員：8,000円、学生会員：4,000円、非会員：11,000円

　　　　　参加費は参加申込時（申込用紙はこちら）に『東京三菱銀行　鎌倉支店(普通) 1276101　
　　　　　先端材料技術協会』に振込料自己負担でお振込下さい。定員80名になり次第
　　　　　締め切らせて戴きますので、ご確認はSAMPE Japan ISOにご確認下さい。


　　　　　　　　　　　　　　【プ　ロ　グ　ラ　ム】

13:00-13:05　例会委員長挨拶　　　　　　　　　　　　　三菱電機（株）　先端技術総合研究所　尾崎毅志

13:05-13:50　「次世代航空機用構造部材創製・加工技術開発プロジェクトの概要」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（財）次世代金属・複合材料研究開発協会　複合材料技術部
部長　 山口　泰弘氏

　　　　　　　　　経済産業省「民間航空機基盤技術プログラム」の一環として、１５年度から５ケ年計画で実施中の「次
　　　　　　　　　世代航空機用構造部材創製・加工技術開発プロジェクト」の全体計画・内容を概説するとともに、取り
　　　　　　　　　組んでいる「複合材料非加熱成形技術開発」、「複合材料の構造健全性診断技術開発」及び「次世代
　　　　　　　　　マグネシウム合金部材開発」の３テーマのこれまでの成果も紹介する。

13:50-14:35 　「自動車軽量化炭素繊維強化複合材料の研究開発」

　　　　　　　東レ（株）複合材料研究所　所長　佐藤卓治氏

　　　　　　　　Ｈ１５年度より、ナショプロで推進中の「自動車軽量化炭素繊維強化複合材料の研究開発」の概要（成
　　　　　　　　形、接合、安全設計、リサイクル）について述べる。

14:35-15:20　 「宇宙開発プロジェクトにおける最近の複合材料開発状況」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三菱電機（株）先端技術総合研究所複合材料ｸﾞﾙｰﾌﾟﾏﾈｰｼﾞｬｰ　尾崎毅志

　　　　　　　　我が国の宇宙開発プロジェクトにおける高度で先端的な科学及び技術ミッションの達成におけるキーパ
　　　　　　　　ーツとして先進複合材料技術の担う役割は大きい。本講演では、宇宙望遠鏡や観測、測位、通信等、最
　　　　　　　近の科学衛星及び開発衛星プロジェクトの中で行われている先進複合材料技術の開発状況を概説する。

15:20-15:30　　　　　　　休憩　

15:30-16:15 　「JAXAにおける低コスト複合材構造・製造技術の開発」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 宇宙航空研究開発機構　総合技術研究本部　複合材技術開発センター
低コスト複合材セクションリーダー　永尾陽典氏

　　　　　　　　層間強度の改善をZanchortと称する技術で行いVaRTM（真空圧樹脂含浸法）で成型して低コスト化する
　　　　　　　　研究と、VaRTM製構造の実証手法に関する研究をJAXAで行っているので、その概要について示す。

16:15-17:00　「ほくりく先端複合材研究会の活動」

　　　　　　　　　　　　　　　金沢工業大学　教授　金原　勲氏

　　　　　　　　北陸ものづくり創生プロジェクトの第三の研究会として平成１６年９月に発足した「ほくりく先端複合材研
　　　　　　　　究会」の活動について紹介する。とくに、設立の背景として、北陸地方のテキスタイル技術の動向と先端
　　　　　　　　複合材への応用の可能性および地域発の新事業展開への戦略について述べる。


17:15-19:00　懇親会（講師の方々を交えての参加者相互の情報交換の場としてご活用下さい。
　　　　　　　　　　　　　　費用は参加費に含まれています。）　

以上

詳細については、下記までお問い合わせ下さい。

先端材料技術協会インフォーメーションサービスオフィス

(SAMPE Japan ISO)

tel 0467-24-2721 　fax. 0467-24-2735

申込用紙はこちら