平成16年度第5回(通算110回)技術情報交換会のご案内
(福井県工業技術センター見学会)

 長年の繊維・織物技術に立脚した新しい複合材料用繊維関連技術への取り組みを積極的に進めており、開繊糸織物のJEC(ヨーロッパSAMPE)への出展で注目を集めている、福井県工業技術センターの見学会を企画致しました。本センターは開繊糸織物や三次元織物といった複合材料基材の開発はもとより、熱可塑性複合材料の成形技術、ハイブリッド複合材料の破壊挙動解析等幅広い複合材料技術の研究開発を進めており、プリプレグ製造設備やファイバープレースメント設備等の試験製造設備や熱・機械性能の評価設備を有するなど、複合材料の開発センターとしての実力も目を見張るものがあります。
 また今回は、本見学会に合わせてSAMPE北カリフォルニア支部役員のScott Unger氏に来日頂き、航空・宇宙産業をはじめとする最近のアメリカ西海岸の複合材料産業・技術の動向についてご講演頂くことができました。北カリフォルニア支部におけるアクティビティやここ五年間で様変わりした米国複合材料事情についてお話し頂く予定です。
 いずれも会員の皆様のお役に立つ、活きた情報をご提供できるものと確信しておりますので是非皆様お誘い合わせの上ご参加頂けますようご案内申し上げます。

1.見学日:平成17年6月9日(木)

  見学施設:福井県工業技術センター(案内図はこちら

  特別講演:Mr. Scott Unger, SAMPE Northern California Chapter

2.募集人員:40名

3.参加費: 正会員・賛助会員:6,000円、学生会員:3,000円、非会員:8,000円

       参加費は参加申込時(申込用紙はこちら)に『東京三菱銀行鎌倉支店(普)
       1276101先端材料技術協会』に振込料自己負担にてお振込み願います。
       お振込みは今年度末となる6月末日迄と致しますので期限厳守方宜しく
       お願い致します。
       また、定員40名になり次第締め切らせていただきますので、ご確認は
       SAMPE Japan ISOにご連絡下さい。

4.集合のご案内

  場所:福井県工業技術センター:福井市川合鷲塚町61字北稲田10(tel.0776-55-0664)

  時間:13時30分

  アクセス
   東京より飛行機で小松空港に入られる場合

   (1)ANA751便 11:00着 接続バス(福井駅行き)11:15発 本丸岡バス停11:56着
         (本丸岡駅前にて昼食を取った後にタクシー分乗にてセンターへ)

   (2)JAL1275便 12:00着 接続バス(福井駅行き)12:15発 本丸岡バス停12:56着
         (タクシー分乗にてセンターへ)

   JR線利用の場合

   (3)JR春江駅から徒歩約25分

   (4)JR福井駅下車 路線バス 約25分(京福バス8番のりば運転センター線
    または福井空港線つくしの団地下車 徒歩 3分)

* 帰路小松空港よりお帰りの方につきましては、JAL1280便(19:05)、ANA760便(19:35)に合わせてセンターより小松空港まで直行のバスでお送りする予定です。

5.概略スケジュール

(1) 13:30  集合

(2) 13:30-14:30  工業技術センター概要及び研究内容の紹介

(3) 14:30-16:00 工業技術センター施設見学

(4) 16:00-16:40 特別講演「米国西海岸における最近の複合材料の状況」

(5) 16:40-17:00 全体質疑、討論

(6) 17:00 解散(小松空港へ行かれる方はバスで移動し小松空港にて解散)

6.申し込みに際してのお願い

 集合に際しまして、空路小松空港経由にて来られる方は一旦本丸岡バス停にてお集まり頂き、タクシー分乗にて会場に移動したいと思います。また、帰路、会場から小松空港まではバスにてお送り致しますので、(1)本丸岡バス停での集合、(2)お帰りの小松空港までのバスの利用、についてのご希望の有無をお知らせください。

《参考》 福井県工業技術センターホームページ

           http://www.fklab.fukui.fukui.jp/kougi/index.htmlより抜粋

福井県工業技術センターにおける最近の先端材料関連技術開発事例

  強化繊維束の開繊および開繊糸織物の開発
  特殊編織装置の開発
  熱可塑性複合シート材の成形技術研究
  繊維強化複合材料の特性解析技術の研究
  熱可塑性炭素繊維強化複合材料のリサイクル処理技術の開発
  カーボンナノチューブの量産技術の研究

複合材料開発関連設備(ごく一部を紹介)

  複合材料加圧加熱成形装置(オートクレーブ)
  開繊糸製布装置
  トウ・プレスメント装置
  フィラメントワインディング装置
  プリフォーミング装置
  熱可塑性プリプレグ装置
  ナノコンポジット構造解析装置
  繊維材料試験機(機能性測定機)


以上

詳細については、下記までお問い合わせ下さい。

先端材料技術協会インフォーメーションサービスオフィス

(SAMPE Japan ISO)

tel 0467-24-2721  fax. 0467-24-2735

申込用紙はこちら