新原 皓一氏
<略歴> 大阪大学大学院工学研究科原子力工学専攻修士課程を昭和43年に終了、東北大学金属材料研究所助手、助教授、防衛大学校物理教室教授を経て、平成1年から大阪大学産業科学研究所教授、平成13年度から大阪大学評議員。セラミック系ナノコンポジットのパイオニアとして著名で、この分野で、550編以上の学術論文、180編以上の特許がある。 現在は、ナノから分子及び格子レベル複合材料の設計に取り組んでいる。米国セラミック協会フェロー、韓国粉体粉末冶金協会名誉会員、韓国漢陽大学教授、ヨーロッパ科学アカデミー会員。 講演テーマ:21世紀におけるナノコンポジット材料の開発戦略 講演内容: 約15年前に世界に先駆けて発信したナノコンポジットの材料設計コンセプト、この材料設計を駆使して開発した革新的に機能を改善した新材料とそれらの実用化例を紹介し、次にナノコンポジット構造を基盤にした高次機能調和材料の創世研究を紹介する。最後にナノコンポジットの新しい展開とこのコンセプトを越える格子から分子・原子レベルの新しい材料設計コンセプトに言及する。 |
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