Professor, Dr. Alois K.Schlarb

<略歴>
1977-1984:Kaiserslautern大学機械工学科を卒業。産業工学と会社組織学を専攻
1984-1989:Insititut fur Werkstofftechnikにて助手及びチーフエンジニア
1989:Prof.Dr.-Img.habil.Dr.h.c.G.W.Ehrensteinのもとで博士号を取得
1989-1995:BASFのプラスチック研究所にて複合材料研究のプロジェクトリーダー
1995-1997:SULO Eisenwerk Streuber & Lohmann GmbH & Coにて開発主任
1998-2002:スイスB.Braun Medeical AGにて経営分野において様々な職務を経て、経営・研究・開発部門主任、前副社長
2002:Kaiserslautern大学教授
since 11/2002:Institut fur Verbundwerkstoffe GmbHの経営研究部門主任

講演内容:
欧州におけるFRPの利用はここ二、三年で急激に伸びてきている。4%という成長率は欧州の国内成長率の4倍にもなる。主たる利用分野は建築分野及び輸送分野が占めている。FRPの75%はドイツ、イタリア、フランス、スペイン、イギリスで使用されており、98%の材料が補強材としてグラスファイバーを用い、残りの2%がCFRPとなっている。風力発電所だけでなく、航空機業界、自動車製造業界などがこれらの適用方法について注目しており、このようなアプリケーションに関する、新開発品や傾向について説明する。